2011年2月15日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ RAC-NEWS [River Activities Council NEWS]            No.151 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        RAC−NPO法人川に学ぶ体験活動協議会 http://www.rac.gr.jp/ ◆目次 ■1.来年度の川に学ぶ体験活動全国大会について ■2.関連イベントのご紹介 (1)「鶴見川流域総合治水対策30周年記念シンポジウム」が開催されます! ■3.RACフォーラムの実施速報 ■4.RAC事務所移転のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1.来年度の川に学ぶ体験活動全国大会について   〜 2011年度 川に学ぶ体験活動全国大会in 鶴見川流域の                      概要が決まりました!〜 来年度の全国大会は、鶴見川流域で開催されます。昨年の11月に実行委員会 が立ち上がり、現在準備に取り掛かったところで、会場や日程が決まりました。 3月には運営委員会が開催され、具体的な準備に入る予定です。 今後は、全国のRACの会員団体の方々との情報交換や、みなさんの活動と連携 しながら、鶴見川流域で行われる全国大会を盛り上げていきたいと思って います。来年度の活動との日程調整を、お早めによろしくお願いいたします。   ▽名  称 2011年度 川に学ぶ体験活動全国大会in 鶴見川流域 ▽開催趣旨  川に学ぶ体験活動は、「川での活動を通して、人間性の回復や水資源の保全 についての認識を広げていく」ことを目的として、また、「子どもたちの豊か な自然体験の場」として全国各地で様々な活動が実施されています。 その活動の成果を学び合う「川に学ぶ体験活動全国大会」は、平成23年、 第11回大会をむかえます。  今回の全国大会は東京都、神奈川県を流れる一級水系鶴見川の流域を開催地 として、人口集中の顕著な「都市」を流れる、「都市河川」での体験活動を メインテーマとして実施されます。  過密都市の河川であっても、川辺には、豊かな自然の賑わいがあります。 行政、市民、企業の協働を通して、活動拠点の安全整備を進め、自然の魅力を 磨き、専門的な能力をもって危険対応を実施できる安心サポートを充実させれ ば、都市河川の川辺にも、多様・多彩な水辺体験活動のチャンスがあります。 本大会では、そのような活動の実例を全国のなかまからご報告いただくと ともに、会場となる典型的な都市河川・鶴見川流域における20年にわたる鶴見川 流域ネットワーキングの実践も全国の仲間たちに知っていただき、さらに、 河川管理者、関係省庁、地元自治体、学校、企業の方々も交えて、今後の発展の 方向や課題などをともに考え意見交換してゆきたいと思います。  本大会を通して、自然度の高い河川ばかりでなく、都市を流れる都市河川に おいても、安全で、魅力的で安心サポートのある豊かで多様な川辺活動が可能で あるという新鮮なメッセージが、全国に発信されていくことを期待します。 ▽開催日 平成23年9月17日、18日、19日(土・日・祝)      ▽開催場所  メイン会場  :慶應義塾大学 日吉キャンパス  体験活動会場 :鶴見川流域の活動拠点各地 ▽テーマ:≪都市河川における水辺体験活動の推進と安全・安心サポート≫ ▽大会概要(詳細は検討中です。) 9月17日 ・10:30 開会の挨拶       鶴見川流域における体験活動の紹介  ・12:00 昼 食 ・13:00 活動拠点の訪問体験 ・18:00 交流会 9月18日 ・9:00 全体事例報告 都市河川事例  (全国から 鶴見流域から・・6〜7件)  ・10:30 テーマ別分科会(公募 依頼) ・12:00  昼食  ポスターセッション ・13:00 基調講演  ・13:45 パネルディスカッション ・15:30 全体会 ・16:15 開会式 挨拶 9月19日   ・エクスカーション実施(今後検討)  ※プレイベント等パートナーシップ事業については、今後検討。  ▽実施体制 主催:川に学ぶ体験活動全国大会in鶴見川流域実行委員会 共催:NPO法人川に学ぶ体験活動協議会 後援:(予定) 関係省庁  鶴見川流域水協議会 (国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所、東京都、神奈川県、横浜市、 川崎市、町田市、稲城市)  流域自治体、企業、報道各社 財団法人河川環境管理財団、財団法人リバーフロント整備センター、 社団法人関東建設弘済会、 その他 ▽連絡先 2011年度 川に学ぶ体験活動全国大会in鶴見川流域実行委員会 事務局 〒223-0053 横浜市港北区綱島西2-5-10 コーリン綱島4F NPO法人鶴見川流域ネットワーキング事務局内 TEL.045-546-4337 FAX.045-546-4344  ホームページはこちら↓  http://www.tr-net.gr.jp/kawanimanabuzenkokutaikai_in_tsurumigawa/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.関連イベントのご紹介 (1)「鶴見川流域総合治水対策30周年記念シンポジウム」が開催されます! ▽趣 旨 かつて、甚大な氾濫被害を重ねた鶴見川流域では、流域が一致して治水に 取り組む「総合治水対策」が全国に先駆けて実施され、本年度で30年を 迎えました。一方、国内外で豪雨災害が頻発し、地球温暖化による台風勢力の 増大も危惧されます。そこで、総合治水対策30年の節目にあたり、新たな 自然の驚異に私たちはどのように対応してゆくのか、過去の水災害に学び 流域安全の未来を考えるシンポジウムを開催します。是非ぜひご参加ください。 ▽日 時 : 平成23年2月20日(日)12時00分〜16時30分 ▽場 所 : 慶應義塾大学・日吉 協生館・藤原洋記念ホール 東急東横線「日吉駅」東口徒歩約2分  慶應義塾大学・日吉キャンパス内 ▽対 象 : 鶴見川に関心のある方ならだれでも ▽定 員 :500人 ▽参加費 :無料 ▽プログラム ・12:00 開場 <総合治水対策ポスターセッション>  これまでの河川対策、下水道対策、流域対策について   各関係機関によるパネル展示・説明など  ・13:00〜 第1部 <報告会> 〜過去の洪水との闘いの歴史、流域の助け合いの歴史を振り返る〜  『助け合う家族』   水害体験者、水防活動経験者からの体験談  コーディネーター:tvk アナウンサー 仲山 今日子 ・15:00〜 第2部 <討論会> 〜激化する豪雨、地球温暖化に対して、流域力を再結集する時〜  『流域市民が助け合い、安心して暮らせる未来』   横浜市鶴見区長、横浜市港北区長、川崎市幸区長、   国土交通省京浜河川事務所長  コーディネーター:慶應義塾大学教授 岸 由二 ・16:30 閉会 ▽申込方法 当日会場で参加受け付け ▽主 催 鶴見川流域水協議会(流域自治体・国土交通省関東地方整備局) ▽後 援 横浜市鶴見区、横浜市港北区、川崎市幸区、(株)テレビ神奈川、 神奈川新聞社、横浜エフエム放送(株) ▽問合せ先 鶴見川流域水協議会代表事務局 (国土交通省京浜河川事務所流域調整課)電話045-503-4009 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■3.RACフォーラムの実施速報  去る2月5日・6日に来年度の川に学ぶ全国大会の開催流域であります 鶴見川流域センターにて「学校連携活動におけるリスクマネジメント」を テーマに第8回RACフォーラムが開催されました。  総勢で75名の方々の参加を得ての開催となりました。セッション1では 慶應義塾大学の岸由二先生と相模原市の小学校教諭の板倉浩幸先生より講義 頂きました。岸先生からは環境教育に関する世界的な動向や「川に学ぶ社会」 に関するレビューのエッセンス、また、学校教育で川を活用した体験教育を 行う場合の基本的な理念等についてご紹介いただきました。板倉先生からは 学校教育において川を活用するときの安全確保のポイント、子どもが自ら 発見し、「気づく」ための具体的な手法等についての紹介がありました。  セッション2では大規模水害への対処と対応というテーマで、内閣府の 青野正志さん(政策統括官・参事官補佐)より、中央防災会議「大規模水害 対策に関する専門調査会」報告の首都圏水没〜被害軽減のために取るべき 対策とは〜 を中心に紹介がありました。大規模水害が発生した場合に様々な ケースが想定されていますが、首都圏での水害シュミレーションによると 排水ポンプが稼動しなくなる可能性が考えられることや、地下鉄への浸水等 によって被害の拡大が想定され、数千人の死者が発生する可能性のあること などが紹介されました。  その後、上記のセッションの話題を受けて、3つの分科会に分かれて参加 された方々が課題やアイディアを出し合い、全体会にてそれぞれの分科会の 内容を共有しました。  また、2日目は、文部科学省の推進する「長期自然体験活動指導者」の 講習会と、フォーラム会場となりました地域防災施設「鶴見川流域センター」 のミニツアーの後、防災教育に関する内容をさらに深めるワークショップを 行いました。 フォーラムの実施報告については、別途ホームページ等でご報告いたします。  なお内閣府では「防災教育チャレンジプラン」実行委員会への参画を通じて、 防災教育に関する知恵や情報の共有などに取り組まれているとこのとです。  詳細は下記のHPをご参照下さい。  http://www.bosai-study.net/top.html  今回の開催に際して、関係者の皆様には大変にお世話になりましたこと、 この場を借りましてお礼を申し上げます。                          (RAC事務局) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■4.RAC事務局移転のご案内  来る2月24日(木)にRAC事務局を現在の場所(東京都中央区新川)から 新しい場所(東京都台東区谷中)へ移転することになりました。  新しい住所等は下記の通りです。なお、電話回線の工事日程の都合上、 新しい事務所での電話は3月2日(水)から、インターネット・メール開通は 3月3日(木)を予定しております。なお、携帯電話(090-3962-7198)は 移転期間中も繋がります。  関係者の皆様には大変ご不便をお掛けしますが宜しくお願いいたします。 《新事務所》  〒110-0001 東京都台東区谷中3-6-16大輪(だいわ)ビル3階A室  TEL.03-5832-9841 FAX.03-5832-9842(3月2日開通予定)                              (RAC事務局) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      入会はホームページで受け付けています↓        RAC−NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会 http://www.rac.gr.jp/                 会員数 団体 120                     個人 3(平成23年1月13日現在) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ---------------------------------------------------------------------- 〒104-0033 東京都中央区新川2-10-6 カヤヌマビル703号 TEL.03-5542-7577 FAX.03-5542-7578 携帯.090-3962-7198 ----------------------------------------------------------------------